浮気調査過去事例

魑魅魍魎とした世界

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【調査事例soi19】

依頼者:日本在住の30代日本人女性(仮名Nさん)
対象者:タイ在住の30代日本人男性(仮名Oさん)

表面上は、華やかそうな『駐在員の妻』という立場ではあるが、
人付き合いが苦手なNさんには、苦痛以外の何物でもなく、
タイに来て半年を過ぎた頃には、
駐在員の奥様方とのお付き合いに疲れ、精神的にも不安定になってしまっていた。

旦那の職責はもとより、先に来た後に来たというだけで、
上下関係が構築されて、
用事があって、お茶会に出席できない時などは、
「Nさんは、バンコクに
来たばかりで、お茶会にも出席できない程、お忙しいようですね」と、
あからさまに嫌味を言われる。

(来たばかりで、開けていない段ボールが山積みの中、まともに生活環境が整っていないのだから、当たり前じゃない。あなた達が来た時も、同じ状況じゃなかったの?)
と言いたいところを、主人の立場もあるからと、ぐっと押し殺し小声で「すみません」と言うしかなかった。
駐在員の妻集団という『超閉鎖的なコミュニティー』に全く馴染めず、大きなストレスを感じていた。

唯一、頼れるはずの主人は毎日、日本からの出張者のアテンドにつき、飲んで帰って来るのはいつも午前様、土日も接待ゴルフでは、相談しようにも「まぁ、適当に上手くやってくれよ」と、面倒がられて話にもならない。
今では、夫婦間の営みどころか会話すらなくなっていた。

そんな時、実家の父が倒れたという連絡があり、Nさんは一人で一時帰国することになりました。
幸い大事には至らず元気になったものの、タイに戻る気にはなれませんでした。
閉鎖的な集団の中でも唯一、私のことを気にかけてくれた知人から、
「先日の、お茶会でNさんの旦那さん、浮気してるらしいわよ」という話が出たという情報が入った。
(どうせ、変人扱いしていた自分への嫌がらせだろう)
と、気にも留めていなかった。

帰国して3か月間、一度も「タイに戻ってこい」とは言わなかった夫から、
突然、「離婚してほしい」という電話が入った。
二人の間に子供があるわけでもなく、夜の営みも会話もない夫婦だし、愛情などは数年前からすでになくなっている。

そして何よりも、もう二度とあの『魑魅魍魎とした世界』には、戻りたくないという思いが先に立った。
「離婚しよう」と決めた。

「貴女の旦那さん、浮気してるらしいわよ」という言葉を思い出した。
駐妻さん達の情報網は凄いということを、私自身が実感していたので可能性は高いと思います。
もし、事実なら相応の慰謝料をもらって、私の人生『リスタート』の資金にしたい。

【調査依頼内容】

① 調査対象者の女関係
② 平日と土日の3日間素行調査してほしい

【事前調査】

① 対象者の住居を確認
② 会社の場所を確認
③ 社用車の車種とナンバーを確認

【調査開始】
1日目(金曜日)天候:曇天

① 17:00 対象者の勤務する会社ビルにて待つが、この時間に帰宅が集中するので、注意していないと失尾する。
② 19:26 駐車場を監視していたチームから「対象者を乗せた社用車が出た」という報告が入る。
ほどなく駐車場から一台の車が出てきた。
(タイの車には、暑さ対策でほとんでスモークフィルムが張ってあり、車種とナンバーがわかっていないとこの時点で、調査が失敗に終わる可能性が高い。
それにバンコク都内の尾行は簡単ではない。少しの車間があれば、左右から車両やらバイクが割り込んでくるし、路線バスは道の真ん中に止まり乗客を降ろすことも日常だ)
車はサトーンからウィッタユ通りに入り「〇味」という店の前で車が止まった。
内偵のために、後を追い店に入る。

③ 19:51 運転手を帰した対象者は、店に予約をしていたようでテーブル個室に入った。
④ 20:06 店員に案内され、対象者の個室に一人の女性が入って行った。
(見たところ、30歳前後のビジネスウーマン風の女性Aさん)
個室近くのテーブル席に座り、しばらく様子をうかがいながら聞き耳をたてる。

「相変わらず、この店の魚料理は旨いなぁ」
「この前は牡蠣が売り切れだったけど、今日は満足よ。そうだ明日パタヤにでも行かない?」
との会話が聞こえた。
「うん、それもいいなぁ」
⑤ 22:19 店を後にし、タクシーに乗り込んだ後をバイクチームが尾行開始する。
⑥ 22:53 二人を乗せたタクシーは、対象者のコンドミニアム手前で止まったが
対象者はタクシーを降り、その場所で煙草を吸いながら時間つぶしをはじめた。
一方、Aさんは足早に徒歩で、対象者のコンドに入って行った。
対象者の部屋がある10階に向かうのかと思いきや、6階でエレベーターは止まった。
しばらくして、対象者が乗ったエレベーターも6階で止まった。
部屋に明かりがつくのを確認するために、バルコニー側に回るが部屋は確認できず。
(フロアー違いの、同じコンドに住んでいた)
⑦ 00:00 その後、動きがなく調査終了。
1日目調査時間6時間

2日目(土曜日)天候:快晴

① 09:00 調査開始(Nさんに前日報告)
② 09:41 きょろきょろと周囲を警戒するように、6階の部屋から対象者が出てきて、10階の自分の部屋に戻った。
③ 10:20 対象者は小さめのバッグを携え、シーローでパクソイまで行き、そこで人待ちをしている。
一方、Aさんも同じように、別のシーローで向かった。
合流した二人は、素早く流しのタクシーに乗りこんだ。
(用心のために、社用車は使わないようだが、尾行に気が付いたわけではなく、不倫の噂を恐れているのであろう)
タクシーは、高速道路をパタヤ方面に飛ばした。
タイの高速道路は、バイクの乗り入れができないので、バイクチームは下道でパタヤ方面に向かう。
二人を乗せたタクシードライバーの運転が荒く、危うく失尾しそうになるほどの勢いで、右から左と前方の車を追い抜いていく。

④ 12:17 パタヤの「ビー〇フロントリゾート」にチェックインしたので、相棒のタイ人調査員をチェックインカウンターに走らせた。
手続き中の二人の部屋番号を盗み見ることができた。
対象者と同じフロア―で、出入りが部屋から確認できる、エレベーター側の部屋を2室リクエストし確保することができた。
⑤ 13:41 バイクチームと合流。
ロビーに降りて2名はバイクで待機、自分と相棒はエレベーター前と出入り口を見渡せる場所にて待機する。
⑥ 17:50 動きがあった。二人はバンコクでの用心深さとは違い、腕を絡ませ堂々とゆっくりビーチロードを歩いて、シーフードレストランに入店した。
⑦ 20:22 ゆっくりとワインを飲みながら食事を終えた二人は、あたる夜風が気持ちよさそうにビーチロードを散策しながら歩く。
⑧ 21:38 途中のコンビニで、飲み物を仕入れた二人はホテルに戻った。(Nさんに報告)
⑨ 22:00 動きはなく2日目調査終了
2日目調査時間13時間

3日目(日曜日)天候:パタヤ:晴れ時々曇り バンコク:曇天

① 07:00 調査開始
② 08:06 2階の朝食レストランに二人が現れた。
③ 08:49 朝食を終わらせ、部屋に戻った。
我々は、チェックアウト手続きを済ませロビーにて待機する。
④ 11:33 エレベーターから降りてきた二人を確認し、バイクチームは先にバンコクに戻らせる。
タクシーに乗り込んだ二人は、バンコクへと戻った。
⑤ 14:11 コンドミニアム手前で下車し、先にAさんが部屋に戻って行き、10分ほど遅れて対象者も自分の部屋に帰って行った。
依頼者に報告すると「女性の勤務先を調査してほしい」という追加調査依頼。
⑥ 15:00 3日目の調査は終了
3日目調査時間8時間

4日目(月曜日)天候:晴れ時々曇り

本日から、調査対象者をOさんからAさんに変更
① 06:00 コンドミニアム駐車場にて調査開始
② 07:15 Aさんが、エレベーターから降りてきて、社用車の後部座席に乗り込み出勤して行く後を尾行。
③ 08:25 ラジャダムリの、大手ゼネコンが入るビル駐車場に車は入っていった。
人ごみに紛れエレベーターに同乗し、11階で降りたので勤務先名を確認。
お抱えの運転手までついているということは、日本からの駐在員に間違いはない。
④ 10:00 その後、出かける様子はない。
依頼者に報告
「自宅と勤務先がわかれば十分です。調査終了してください、ありがとうございました」。
1日目調査時間6時間

【調査時間4日間33時間】

「毎朝、ドライバーが迎えに来る生活は、一見セレブのように見えるでしょうが、実は『強制労働施設』に連れて行かれる、囚人のような気分に変わります」
と言った駐在員がいた。
駐在員は、会社では『文化と慣習の違う』タイ人スタッフを管理し、
日本人のクオリティーに、堪えれるレベルまで仕事を教えて、やっと使えるようになったと思うと
『育ててもらった恩』など、これっぽっちも感じることなく、より待遇の良い会社へさっさと転職してしまう。
しかし、本社側はその過程など関係なく、結果のみを求めるので駐在員は板挟みの状態、本社から人が来れば飲みたくない酒を飲みにアテンドしなければならない。
現地に本音を言える友人はおらず、駐在員仲間しか話せる相手がいない、そんな孤独な現実もあるようです。

(プライバシー保護のため社名や個人名は全て仮名とし、一部に脚色を施しています。また、文中での写真はイメージで本件とは関係ございません)

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