浮気調査過去事例

チェンライ「蜘蛛の巣」

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【調査事例soi20】

依頼者:日本在住の40代日本人男性(仮名Tさん)
対象者:タイ在住の20代タイ人女性(仮名Uさん)

世界で一番、ミスコンテストが多い国は、タイということですが、
ここタイでは、以前から「男性にもてる女性の3W要素」 というのがあって、
1.『スワイ(美しい)SUWAI』
2.『モワイ(中国系)MOWAI』
3.『カーオ(白い)KAOW』と言われています。
タイ人男性は
白い肌の女性は清潔感があり、爽やかで綺麗であると最も好みのタイプにあげています。
また、女性達からも色が白いというだけで『富裕層』のイメージがあり、
逆に
日焼けした肌や黒い肌は『貧しい・労働者』を 連想させるとのことです。
『北方の薔薇』と、言われるチェンマイやチェンライには、地域的にも、この3要素を兼ね備えた女性が多いことも事実ですが、一般的にこうした「美人」は、より多く稼ぐことができる「バンコク」に行ってしまうことが多いのです。
しかし、中には地元意識が強い女性と、「バンコクは怖い」と都会を避ける女性も多くいることも事実です。


約4年前、依頼者Tさんが、30代最後の思い出にとタイに一人旅に出かけ、
日本からバンコクで乗継ぎ、最初の目的地であったチェンライに到着した初めての夜、
バービアで知り合った女性がUさんだ。
当時、調査対象者Uさんはバービアに勤めだして、まだ3日目の新人で「色白に加え黒髪に大きな瞳」のUさんに完全に一目惚れした。

チェンライ滞在中に毎日店に通い、何度誘っても首を縦に振らない彼女に、
完全に嵌まってしまった依頼者は、
その後のチェンマイ・バンコク行を全てキャンセルして、10日間毎日通いやっと口説き落とした女性である。
毎月の金銭の援助を条件に、仕事を辞めさせ、実家のあるパヤオに帰らせた。

毎月25.000THBを仕送りし、Tさんが年2回パヤオを訪れるという関係が続いている。
そろそろ日本に呼び寄せて、結婚しても良いとも考えていた。

《送金の条件》
① 生活の面倒は見るから、仕事はしないこと。
② パヤオの実家にいること。
③ パヤオにいる証拠として毎日、自宅から撮った写真を送ること。

たしかに毎日、写真は送られてくるが、昼中でも連絡が取れないことが多い。
特にタイ時間の20時以降は、ほとんど連絡が取れない。
田舎とはいえ20:00前に寝ることはないはずであり、それも一回二回のことではない。

どういうことなのか本人に聞いても「寝てた」と言い張る。
パヤオで他の男と一緒にいるのか、いったいどのような生活をしているのか調査してほしい。

【事前調査】

① 調査対象者の写真を複数枚
② パヤオにある実家の住所と写真
③ 調査対象者の母と妹の写真を入手。

【調査開始】1日目 天候:晴天

① 13:10 ドンムアンから空路チェンライに飛んだ。
② 14:27 チェンライに到着し、予約したレンタカーにて目的地のパヤオに向かう。
ひたすら南下すること3時間強
③ 18:22 すっかり日が落ちた頃、チュン郡という内陸にある田舎街に到着した。
番地があちこちに飛んでいて、予定よりも時間を要したが、対象者の実家を確認することができた。
周囲は畑だらけで、家も少なく昼間の調査はかなり難易度が高い。
家にはお母さんと、妹の姿は確認できたが肝心の対象者の姿を確認することができない。
④ 21:38 家の電気が消えた。今日は対象者は不在のようだ。
⑤ 22:00 この田舎にホテルなどはないので、来る途中で目星をつけておいた安宿に向かうことにした。
1日目調査時間10時間

2日目 天候:快晴

① 07:00 やはり対象者の母親と妹は確認できたが、対象者の姿は確認できない。
妹は朝から家の周りをブラブラと歩き回り、
写真を何枚も撮り、なにやら携帯電話をいじっている。
(そういうことか、全体像が見えてきた)
② 08:15 周囲への聞き込みの結果、近所の酒屋で情報を得ることができた。
近所と言っても、対象者の実家から2㌔以上は離れている。

(1)対象者は、チェンライに行っているらしいが、チェンライのどこかまでは詳しく知らない。
(2)2か月に一度、日本人男性がこの店にも酒を買いに来るが、対象者は日本人男性が来る数日前に、この地に帰って来る。
(2か月に一回?と聞きなおしたが間違いない。それもここに来る日本人は2人だと言う)

聞き込み得た情報はあくまで「伝聞証拠」であり、それは法実務上、不貞の確定的証拠としては採用されないが『有効な情報』となる。
一口にチェンライと言っても広い。人探しとなると浮気調査の範疇外なので、依頼者に連絡をすることにした。

「聞き込み情報ではありますが、Tさんとは別の日本人も存在するようです。ここまでは判明しましたが、他に何か手がかりはありますか」
「そうですねぇ。。。。。知り合ったときに、勤めていたバービア―の名前は忘れましたが、チェンライの『ワン〇ムホテル』の近くでした。出会った時に私は、そのホテルに宿泊して毎日歩いて通いました」。
「わかりました。行ってみます」。

その後も聞き込みを続けるが、新たな情報は出てこないので、チュン郡を後にすることにした。
③ 14:16 チェンライに戻った我々は、ワン〇ムホテルにチェックインする。
④ 14:48 レンタカーを返却し、代わりにレンタルバイクを2台借りて周辺調査を開始。
情報通り、ホテル近くに4件ほどバービアがあるが、この時間はまだ営業していない。
このホテルの周辺は、マッサージ店の数が異様に多い。
⑤ 17:16 一旦、ホテルに戻りホテル内で軽く夕食を済ませ夜まで待機することにした。
⑥ 19:30 ホテルからは約1㌔で、わずか距離の間に4軒のオープンバービアがある。
タイ人2名は、二手に分かれ店の手前側と奥側でバイクにて待機させ、自分と相棒Hは二手に分かれて端から4軒のバービアを回ることにした。
⑦ 19:40 潜入捜査開始。
1件目は、まだ時間が早いのか女性の数が少ない。
早く対象者の情報を得たいが、写真を出して聞き込みするわけにはいかないので
ビールを飲みながら、しばらく様子をうかがうことにした。

チェンライのバービアは、パタヤ当たりのバービアとは雲泥の差で、極めてレベルが高い。
土色の肌をしたコンドイ(山岳民族)が混じってはいるものの、チェンライは肌の色が白く美形が多い。
さすがに「北方の薔薇」だ。
バービアの女性達と、酒を飲みながら全員が揃うのを待つ。
時間の経過とともに女性の数が増えてきたが、今のところ対象者の姿は確認できていない。

⑧ 21:13 相棒から連絡が入った。
「2件目の店に対象者の女性がいる」とのことで、急いでその店に向かう。
⑨ 21:18 化粧生えする目鼻立ちがくっきりし、瞳が印象的なチェンライ美人だ

依頼者から預かった写真の時よりも、大人になり美貌に一層磨きがかかっている。
相棒のHに「タイ語は一言も話すな」
と指示をし、店を離れて依頼者に連絡を取った。

「そうですか、ありがとうございます」。
(見つけた喜びと、バービアに戻っているという現実に複雑な心境のようだ)
「パヤオには住んでいないくて、チェンライのバービアで働いている。という事実まで確認出来ましたので、調査は終了しまししょうか?」
「いえ、オフするかどうかの、確認をしていただけませんか」
「しかし、こういう場面でオフの確認をするとなると、場合によってはUさんと、そういう関係を持たざるを得なくなるかもしれませんよ」
「どうせオフをする女なら、私以外の男とも関係もあるでしょうし、別の日本人の存在もわかったことです。かまいません」。

電話を切り、店に戻るとUさんは、自分から我々のテーブルに寄って来て「いいですか」と日本語で尋ねた。
日本語で「いいよ。隣に座って」と椅子を引くと片言ながら
「ありがとう」。
「日本語がわかるの?」
「はい。すこし」
「自分たちは旅行者で、タイ語が全くわからないからありがたい」

Uさんと一緒に三人で飲み始めると、それが合図であったかのように、他の女性達も集まってきた。
この店は、先ほどの店より若干年齢層が高いがその分、落ち着いた雰囲気のオープンエアーのバービアである。
Uさんの、上手な日本語ではなく、しかも『男言葉の日本語通訳』を介し、女性達と盛り上がる。
(タイ人と一緒にいて、タイ語を使わないようにすることは意外と難しい)
ビール、ウォッカの一気飲み、タイウィスキーと3時間も経過した頃には、女性たちは完全に酔っていた。
対象者が、同僚の女性達に言った。

「この日本人は、金払いもいいし良い『金種』になるかもよ」。
女性達がドッと沸く。
我々二人は、何が面白いのかわからないふりをしてた。
さらに「三人目の『金種』にしようかな」ハッハッハと笑っている。
「あなたもう十分でしょ、私に回しなさいよ」
と周囲の女性達と大笑いしている。

「ねぇ、この辺りで日本人が泊まるホテルといえば、ワン〇ムでしょ、今日一緒に帰らない?」
と呂律が回らない状態で自ら誘ってくる。
「いや、
今日チェンライについたばかりで疲れてるから、今日はやめとくよ」とやんわり一度目は断った。
すると畳みかけるように
「明日11時頃から、ワン〇ムホテル前の、マッサージ店で働いてるから来てよ。約束よ絶対ね」
とマッサージ店の名刺を渡された。
かなり酔っているようで抱きついてくる。
(4年という歳月で、Tさんと出会った時とは、すっかり変わってしまったようである。それとも変わったのではなく、初めから泥沼に引き込むための演技だったとすると大した役者ぶりだ)

⑩ 01:45 しばらくして、女性全員にチップを渡し店を出た。
流石に8人もの女性達と長時間、一緒にあれだけの量を飲めば料金も安くはなかった。

30m先の暗闇に待機しているバイクチームに電話を入れた。
「自分たちは、やり過ごしてホテルに戻るから、店がハネたら対象者のヤサを調べてくれ」
「了解しました」
バイクチームの前を素通りして、ホテル方向に歩き渡された名刺のマッサージ店の位置を確認した。
なるほど昼間見たマッサージ店である。
日本人は二人とも、すでに面が割れているので、あとの尾行はバイクチームに任せることにした。
⑪ 02:11 対象者が帰宅するので尾行を開始する。
対象者は、かなり酔ったのか自分のバイクを店中に入れ、同僚のバイクの後ろに横乗りしていく。
店からわずか5分の場所で降り、アパートの階段をフラフラと上がって行く。
部屋の番号と位置は確認した。
⑫ 02:48 部屋の電気が消えた。本日の調査終了。
2日目調査時間20時間


3日目
 天候:晴天

① 10:00 調査開始。チームBが対象者のアパート前にて待機
(自分は依頼者Tさんに昨日の報告をする)
「マッサージ店に行ってもらえますか。そこで何が行われるのか、気持ちの整理をつけるためにも確証を得たいのです」
② 10:41 対象者がアパートから出てきて、徒歩にてマッサージ店に向かう。
(男から、お金を巻き上げることしか考えていないが、仕事には真面目なようだ。
いや、違う。新たな金ずるを捕まえるための『蜘蛛の巣』を張るために、あえて仕事に行くのであろう)
③ 12:00 ホテルをチェックアウトしたが、バイクチームはロビー奥にて待機させている。
(対象者が働くマッサージ店からは、ホテルの出入り口が見えるからだ)
④ 12:16 マッサージ店に向けて歩き出すと、店から対象者が出てきて、
向こうから声がかかった。「おはよう」
昨夜より化粧は薄いが、この方が若く見える。
⑤ 12:18 マッサージ店へ入った。
「タイ・マッサージ2時間」と日本語で伝える。
案内されたのは3階の個室で、担当したのはもちろん対象者本人だ。
マッサージ服に着替え30分程、下手なマッサージを受けていたが、徐々に鼠径部辺りを触り誘ってくる。

「私も横になっていい?」返事を待つこともなく添い寝した。
笑いながら
「昨日、散財したから今日は手持ちの金が少ないよ」
「大丈夫、お金はいらないから」。
こういうシチュエーションでタイ人女性の
『お金は要らない』この言葉が、超要注意のキーワードなのである。
相手に『お金目的』ではないと思わせ、小銭ではなく大きなお金を貢がせるための常套手段なのだ。
⑥ 14:20 「今晩、お店で待ってるね」という声を背中で聞き店を後にした。そのままホテルロビーから入り裏口へ回った。
⑦ 14:48 依頼者Tさんに全てを報告。

「ご面倒をおかけしました。すべて納得しました。ありがとうございました」
毎日、送信されてくるパヤオの写真は、自宅周辺を妹が撮影して対象者に送り、その写真を依頼者に転送していたのだった。
バービア店とマッサージ店は彼女にとって、母親と妹の生活を支えるための大事な
『蜘蛛の巣』なのである。

3日目調査時間5時間

【調査時間3日間35時間】
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