浮気調査過去事例

ママは強くなれた

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【調査事例soi24】

依頼者:日本在住の40代日本人男性(仮名Jさん)
対象者:日本在住の30代タイ人女性(仮名Zさん)

「I will return to Thailand with my son. I will not return to Japan」
(息子を連れてタイに帰ります。もう日本には戻りません)

お見合いで、国際結婚をして3年になります。
夫婦間では英語で会話が成り立つこともあって、
嫁は日本語を覚えようとせずに、家族の中でも浮いていました。

そんなおり昨年、待望の長男が生まれたことにより
両親も孫ができたことをとても喜び、嫁姑関係も修復しつつあると思っていました。

ソンクラーンの時期でのことです。
「息子を両親に見せたい」というので、帰国の際は空港まで私が送って行ったのですが、
自宅に帰ると部屋のベッドに置手紙がしてありました。

連絡しましたが、番号は変えられていて繋がりません。
タイに帰って2か月が過ぎた頃に、一度だけ酔っぱらって連絡がありましたが、
その時は悪態だけつかれて一方的に切られてしまい、折り返しても電話に出ません。

息子の生活環境が心配なので、調査してもらえませんか。

【事前調査】
① 対象者の写真を複数枚
② ウボンラチャタニの実家住所
③ 息子の写真を複数枚

【調査開始】1日目 日曜日 天候:晴天

① 11:40 ドンムアン空港から、ウボンラチャタニに向けて出発
② 12:50 5分遅れで、ウボンラチャタニ空港に到着し、予約していたレンタカーにて移動。
R217をひたすら東に進み、バムルンラットという川沿いの街に到着した。
③ 14:12 モーターサイの運転手に、案内してもらい実家に到着。そこには、御本人と息子さんが在宅していた。
(依頼者に報告)
「なぜ帰ってこないのか、本人に聞いていただけますか」
④ 14:21 対象者に直接、声をかけ事情を話すことにした。

「こんにちは。Zさんですか?」
現れた日本人に怪訝な表情である。
「なにか?」
「いやぁ、同じ国とはいえ、ウボンは暑いですねぇ。バンコクとは暑さの質が違って。。。。」
突然の訪問に対象者は、身構えているのでいきなり本題には入らず5分程雑談を続け本題に入った。

「実は、ご主人に依頼されて、貴女に会いに来たのですが、お話を聞かせていただいてもいいですか」。
「そうなんですね。でも、私達は日本には帰るつもりはありませんよ」。
「ご主人は、貴女がタイに帰国したのか、原因がわからないとおっしゃってます」。
「そうでしょうね。本人がわかっていれば、こういうことにはならなかったと思います」。
黙って話を聞くことにした。

「彼は、超がつくほどの『マザコン』なんです。なんでもかんでも、『お母さん、お母さん』。私は姑とは、仲が良かったとは言えませんが、何かあった時でも私の味方をするのではなく、常に母親の味方で一方的に、私が悪者になりました。
日本に行った当初、私は日本語を勉強するつもりでした。私は姑の話してることが、わかるのが怖かったのです。でも、姑のことは小さな要因でしかなく、マザコン夫の、すべてに嫌になってしまったのです」。
「なるほど」。。

「それに、私が作る料理も気に入らないようで、食卓に並べても両親はもちろん、主人も箸をつけようともせずに、母親が作った料理ばかりを食べていました。
ある時、弁当が必要だというので、朝早くから起きて頑張って日本食の弁当を作りましたが、私の作った弁当は持って行かずに、母親が作った弁当だけを、もって行ったことがありました。
私はお昼に、自分が作ったお弁当を食べながら、我慢していた感情が爆発したように声を出して泣きました。
その時に『もう、この人とは一緒にいられない』と思い、それからは帰国するタイミングを見計らってました」。

「そうなんですね。やはり、両方から話を聞かないとわからないものですね。現在の生活は?」
「今の生活は楽ではありませんが、主人にお金を送ってもらおうとは思っていません。その覚悟を決めて帰ってきましたので、この子は私が育てます」。
「失礼ですが、現在の収入は?」
「英語を活かして、ガイドのバイトをやっていますが、仕事があるのは週に2回程度です。でも、もう一度、英語の勉強をやり直していますので、毎日は楽しいですよ。それに優しい彼氏もできましたし」。
「そうですか。立ち入ったことをお聞きしますが、彼氏というのはタイの方ですか」。
「いいえ、オーストラリア人です。主人より年齢は上ですが、とても優しい人で、息子のこともとても可愛がってくれています」。
「その方は、今はどちらに?」
「空港近くで、小さな旅行会社をやっています」
「これからは、その方と?」
「はい。ですから、日本に戻ることはありません」。

双方の状況が飲み込めたので、了解を取って息子さんの写真と撮影し依頼者にLINEで送った。
依頼者Jさんから、すぐに連絡が入ったので、彼女が日本から離れた理由を話した。

これ以上は、調査の仕事ではないので、本人同士に話を任せようとしたが、
Zさんが、ご主人と話をすることを頑なに拒むので、自分が間に入る形となってしまった。

「知り合いが誰もいない異国に行って、頼れるのはJさん一人だったのですね」。
「彼女が、酔って電話をしてきたときに、そういうことを言ってましたので、あれから私も反省しました。私としては、また日本で一緒に暮らしたいのですが難しいでしょうか」
「はい。率直に申し上げて難しいと思いますよ」
彼氏の話をしても良いか、Zさんに了解を得て話した。
「そうですかぁ。。。では、息子だけでも」
「お母さんと息子さんを、引き離すおつもりですか? 私が立ち入ることではありませんが、奥さんが、どんな思いで日本から逃げ帰ってきたのか。子供とお母さんは、離すべきではないと私は思います。お母さん大好きな貴方ならば、わかることでしょう」。
しばらく、沈黙があった後に
「あなたは・・・・・・嫁の味方をするのですか?」
「いいえ、敵でも味方でもありません。双方の話を伺って、自分の意見を言ったまでです。当人同士で話ができるように、Zさんを説得しますので、折り返し連絡させていただきます」。
「はい、よろしくお願いします」。

「私は第三者ですので、間に入って話をすることはできません。このままでは何も解決しませんよ。息子さんのためにも、きちんと向き合った方が良いのではありませんか」
「そうですね。私も息子のために、逃げずに主人と話をします」
というので再び、電話をした。

二人は、しばらく英語で話をしていた。電話を私に変わってほしいというので電話に出た。
依頼者は涙声ながらも
「ありがとうございました。たしかに私は、彼女の立場になって考えていませんでした。時間はかかるかもしれませんが、子供のために二人で話をしていきます」。
「そうですね。それが一番良いと思いますよ」

「あなたのおかげで、ママは強くなれたのよ」
息子を抱っこしながら、言った一言が胸に刺さった。

【調査時間6時間】

(プライバシー保護のため社名や個人名は全て仮名とし、一部に脚色を施しています。また、文中での写真はイメージで本件とは関係ございません)

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